外に逃げてしまわないようにすることをまず考えよう！
注文住宅を作る際に、これまで家族と一緒に過ごしてきた猫のことも考えた家づくりをしたいと考える際にまず検討すべきなのが、目を離したすきに外に逃げてしまわないような間取りにするということです。猫が過ごすエリアと玄関を直通にしない、網戸の網をステンレス素材にする、爪が入らないような目の細かいものにするなどにして爪で破られないようにするなどの対策が必要になります。
爪とぎやトイレの場所はどうするか？
また、猫との暮らしといえば爪とぎに関してのことを考えることも欠かせないでしょう。爪とぎグッズを使ってくれればよいですが、猫は固定された安定したもので爪とぎをしたがる傾向もあります。置き場所を移動できるような安定した爪とぎ用のポールなどを用意すると、家具などの被害が少なく済みます。トイレの位置に関しては、猫が落ち着いて用を足せるような家具の間の狭いスペースや、ニオイ対策がすぐできる換気扇の近くなどが候補に挙げられます。
猫の遊び場などはどのようにすればいい？
室内で猫を飼っていると慢性的な運動不足になったりストレスが溜まったりするので、遊び場を作ってあげるのも必要になります。猫が特に好きなのは上下運動なので、高低差のあるキャットタワーや昇り降りできて隠れることもできる台などを用意してあげましょう。また、遊んだ後にゆっくりできるように、日差しが当たるようにしたりくつろげるソファなども置くとなおよいです。その他、遊び場と別の場所を移動しやすいように猫専用の入り口を作ってあげるのもよいでしょう。部屋のドアなどを開けずに猫が好きな所に移動できるので、人・猫ともに手間が少なくなります。
猫の家は飼い猫が心地よく過ごすための場なので、手触りが柔らかく不快な刺激が生じない物を選ぶことが大切です。飼い猫が長時間過ごす場でもあるので、妥協せずこだわって選ぶのが飼い主の責務と言えます。
